
令和4年度の中学生職場体験に同行しました
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こんにちは、ITアイランド運営事務局のサクラモチです。
今年の7月14日、15日に姫島中学校の2年生が姫島村の村内企業で職場体験を行いました。
姫島ITアイランドセンターに入居している「株式会社ブレーンネット」でも職場体験が実施されましたので、生徒さんの様子を取材してきました。
職場体験1日目は、名刺交換、IT業界についての説明、オフィス外での業務、プログラミングについて学んでいました。
休憩中に生徒さんからお話を聞いた所、「パソコンやスマートフォンに触れる機会が少なかったため興味を持ち、IT企業に職場体験を申し込みした」とのことです。
「IT業界について」の説明を受けると、難しそうにしながらもメモを取り、分からない所はブレーンネットの社員の方に質問するなど、頑張って理解しようとしていました。
その後、一般社団法人姫島エコツーリズムへ訪問し、観光事業で使う機器やオンライン会話の設定補助を行いました。「パソコンのお仕事だけでなく、オフィスの外でもITを使ったお仕事があるとは思っていなかった」と言ってました。
午後から2日目にかけては、プログラミングロボット「Sphero mini(スフィロ ミニ)」を使ってプログラミングについて学びました。スマートフォンでプログラミングを作成し、Spheroが紙に書いた迷路の正しい道を通って、ゴールのピンを倒す動きを作成しました。
「Sphero mini」とは
スフィロ社が開発した、パソコンやスマートフォンで専用アプリを使い、プログラミングをすることで操作できるロボットです。シンプルな球型ロボットで操作も簡単なので、アイデア次第で様々な学科での教育で使えます。
今回来られた生徒さんは「Sphero mini」は初めて見たと言ってましたが、興味深そうに作業に取り組んでいました。
また、自分で考えても分からない所は社員の方に質問して、課題を解決していました。
その後、生徒さんが「Sphero mini」を動かすために作成したプログラムの説明と、職場体験を通しての感想を発表していました。発表資料は職場体験の内容や感想を分かりやすく簡潔にまとめていて読みやすかったです。
終わりの挨拶で、生徒さんが「2日間を通して難しい所が多かったけど、様々な分野で活躍しているプログラミングの技術に触れてたくさん学ぶことが出来ました」とブレーンネットの社員の方に伝えていました。職場体験を通して、姫島村のIT企業で働く人々がどのような仕事に関わっているのか興味を持ってもらえたようでよかったです。